大切な人

誰しもそれぞれに「大切な人」は必ずいると思います。

 

そしてその人からは楽しみや喜びをもらったり、
逆に大切が故に、
腹を立てたり、傷けられたり…という
負の感情が湧いてしまうこともあるでしょう。

 

私の大切な人は2か月前に食道癌の告知を受けました。

 

ステージはⅢ。末期がⅣなのでかなりヤバいです。
そしてその時からたばこをやめ、
肺トレーニングをして、
3週間前に大手術に挑みました。

 

でも、こんな大切な時に、何故か私は彼のもとにはいません。

 

 

・・・・・・

 

 

事情があり、彼のもとから逃げ出したのです。
今ではものすごく後悔しています。
なぜ、一言、相談しなかったのかと。

手術2日前の話でした。

 

彼をとことん傷つけてしまいました。
ひどい仕打ちだったと思います。
私が彼の立場であれば速攻見捨てるでしょう。
でも、彼はそうしなかった。

 

信じられないことですが、彼は言葉上では「許した」のです。
私を憎むとばかり思っていたのに。
いまだにそれが信じられず、脅えていますが。

 

 

・・・・・・

 

 

それで私は今、遠い場所に居ます。

 

ここに3週間いるわけですが、
彼への思いから、いまだに荷物はほどかないまま、
すぐに引っ越す用意をしている始末。

 

そういうこともあり、気持ちがふらふらして、
何も手につかない状況なのです。

 

許してくれた(?)彼への感謝の気持ちと信じられないという疑念(?)
の気持ちの間で
揺れ動いている毎日を過ごしているわけですが、
ブログをいつまでも更新しないままではいけないと思い、
重い指を動かして打っています。(苦笑)

 

※この記事を書いている私ははまともな状態ではないと思いますので、
突然削除する可能性もあるかもしれません。

 

手術は無事成功しました。

 

それを知ったとき、本当に本当に安心しました。

 

でも、地獄はこれからです。

胃を全摘しているため、つらい食事療法がはじまります。
本人にしかわからないつらさだと思います。
いっそのことひどい仕打ちをした私に課せられたものとして
代わってあげたいと思いました。

彼は私のことと自分の病気のことでダブルパンチもいいところです。

 

 

・・・・・・

 

 

テレビを見ていると涙が止まらないそうです。
なんてこと!こっちも涙がでます。

 

遠くに、心底、心を痛めている酷い人間がいるということ、
忘れないでほしい。

 

そしてできるだけ早く、
一緒に笑おう。喧嘩しよう。

 

仕事よりも大切なもの。あなたはありますか?

 

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